組合職員ブログ

2008年03月05日

メード・イン・研修生:/4 ペンキ塗装会社 /愛媛

毎日jp 2008年3月1日

◇「3年で帰るヤツ」が「仲間」に

「私、怒、貴殿」、「行動遅、休憩長」、「塗膜、薄」……。言葉が通じないから、ペンを紙に走らせて指示する。逆に「給料上げて」、「(寮の)寝心地が悪い」とストレートに訴えられることも。鉄鋼製品のさびなどを防ぐための塗装作業の現場。吉田達哉社長(43)と中国人研修生らの共同作業は、もどかしいコミュニケーションから始まった。

新居浜市西の土居町1のペンキ塗装会社「吉田塗装工業」(吉田社長、従業員27人)は、造船用のクレーンや自動車会社のプレス機、橋の補強部品など鉄鋼製品の塗装を手がける。同業種では県内有数の規模で、西条市内に2000平方メートルの作業場があり、大手機械メーカーの工場に職人を派遣して塗装をすることも多い。93年に研修生の受け入れを始め、今は8人が働いている。

塗装技術のレベルは、鉄鋼製品の「寿命」に直結する。船の中古マーケットの価格は「塗装の良し悪しで決まる」とすら言われるほどだ。そのため注文には「塗膜」というペンキの厚みがミクロンの単位で細かく指定される。薄いとすぐにはげて、さびや傷みが早くなる。

研修生らは来日から1〜2年ほどかけて、はけを使った小さな部品塗装から、スプレーによる塗装技術まで学んでいく。夏の炎天下でもマスクやヘルメットをしながらの作業はシビアだ。塗装職人を目指す若者が減る中で、同社の大きな戦力になっている。

「どうせ3年で帰るヤツらだから」「教えがいがない」。受け入れ当初は、社内には研修生への冷めた考えがあったという。しかし彼らが休日出勤や残業もいとわず仕事をする姿をみて、いつの間にか「仕事仲間」として認めるようになったという。

06年8月、帰国直前の実習生が「社長を接待したい」と食事に誘い、2人で近くの温泉につかり、居酒屋で肩を並べてビールを飲んだ。節約生活を続けてきた彼からの招待。結局、食事代1万円は吉田社長が支払ったが、「その気持ちが何よりもうれしかった」と振り返った。
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うちの組合でも、技術者が「難しい技術だから3年では覚えられない。研修生が来るなら、自分たちが辞める」と抵抗して、受入れを断念した会社がありました。

一緒の職場で働く姿勢を見れば、この記事のように理解を得られると思ったのですが、それ以前の段階でダメになってしまい、残念に思っています。
posted by 元組合職員 at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 研修関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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