組合職員ブログ

2008年03月05日

メード・イン・研修生:/3 果菜の苗木作り /愛媛

毎日jp 2008年2月29日

◇「集中力」に高い評価

「仕事のスピードは予想以上です」。トレーに植えられたトマトの苗を手に取る。小さなナイフで茎を切断。そこに別品種のトマトの茎をつなぎ合わせる「接ぎ木」の作業。100本を仕上げるのにかかるのは1時間弱。優秀な従業員の技術を競う社内コンテストで昨年11月、山口一彦社長は日本人をしのいで1位を飾った中国人研修生の宮〓〓さん(23)に賞金と記念品を贈った。

宇和島市津島町のベルグアース(山口一彦社長、設立01年)は、キュウリやトマト、メロンなど果菜類の苗木を作っている。8000平方メートルのビニールハウスなどで苗を育て、加工(接ぎ木)をした後、全国の自社農場などで成長させる。製品となった苗は全国のJAや種苗店、ホームセンターに販売しており、接ぎ木苗生産量年間1800万本は日本一を誇る。

同社は全国8道県に農場があるが、商品づくりの核となる「接ぎ木」はすべて手作業。一日最大14万本という作業量を支えるのは、約60人の正社員とピーク期に雇う臨時社員、04年から受け入れを始めた中国人研修生ら12人だ。

研修生は約1年をかけて熟練へのステップを歩む。トマト、ピーマン、ナスなど比較的作業の易しい品種から始まり、次にキュウリ、最も難しいメロンやスイカを学んでいく。仕事のスピードも2〜3倍に上がる。現場担当者からは「何より集中力がある」と評価されている。

山口眞由子専務は「研修生にかかるコストは、実は日本人とあまり変わらない」と明かす。寮などの住まいや生活指導、採用にかけるコストは安くない。無断外泊などルールを破った場合、技術力があっても帰国させることもある。しかし職場の大きな戦力となり、周囲の日本人が刺激を受けていることは大きなメリットだという。

同社が描くのは中国進出のビジョン。3年間の研修を終えて帰国した彼女らについて、担当者は「いつか貴重な人材となる可能性を秘めている」と話している。
posted by 元組合職員 at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 研修関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。