組合職員ブログ

2008年03月10日

メード・イン・研修生:/6 電気部品製造会社 /愛媛

毎日jp 2008年3月8日

◇仕事を支える語学力

「ここは日本語学校じゃないと注意することもあります」。細かい部品を加工して作り上がるワイヤハーネス(電線、ケーブル)の製造工場。西田泰人常務が苦笑いするのは、日本語の勉強に熱心な19人の中国人研修生らのこと。夜遅くまで机に向かうため、仕事中に眠そうな表情をすることも。しかし高い語学力が仕事のレベルを支えているのも事実だ。

松山市内宮町の電気部品製造会社「西田電気」(西田和民社長、69年設立)は、家電から駅の券売機、銀行のATM(現金自動受払機)などの内部に使われるワイヤハーネスを製造している。県内に4カ所の他、中国・広東省にも工場を構える。約3年前から中国人女性の研修生を受け入れており、現在は19人が工場で働いている。

ワイヤハーネスは専門用語で書かれた図面を理解しないと作れない。ケーブルの種類、長さ、色、接続方法などが細かく指定されている。「ツイスト」は2本のコードをねじって仕上げること。「ダミーピン」は、ケーブルの通っていないピンを取り付けること。研修生らは疑問があれば、すぐに工場長に質問をする。その繰り返しで仕事を覚える。

日本語を覚えてもらうため、西田常務はいろいろな工夫をしている。来日して間もない時期は交換日記をつける。オリジナルの日本語教材を使った勉強会も開き、ヒアリングや書き取りの訓練も実施。その結果、昨年12月の日本語検定試験に挑戦した12人のうち、1人が1級に、4人が2級に合格している。

同社では日本人の女性も募集している。しかし多くが工場を見学したきり、応募するのをやめるという。西田常務は「ものづくりは地道な仕事で、根気が必要。日本人はやりたがらない」と指摘する。同社はこれからも研修生らを会社の主戦力として育てていく方針だ。
posted by 元組合職員 at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 研修関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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