無錫で15日に開催された「無錫市アウトソーシング推進会・ハイレベル研修会」において、インドIT産業代表団は、「アジアに代表される、コスト削減型のアウトソーシングの請負地は、世界のアウトソーシングサービスの先端となっている。中国はインドを超え、全世界で最も重視される請負地となる可能性を秘めている」と述べた。「中国新聞網」が伝えた。
近年、世界のアウトソーシングサービスの発展は目覚しく、請負国の競争も激しくなっている。インドは世界のアウトソーシングサービス市場の44%のシェアを占めている。
インド全国ソフトウエアサービス業協会(NASSCOM)の副総裁は、この会議において、「総体的に見ると、中国のアウトソーシングサービス産業はインドから10年近く遅れているが、ここ数年は34%の成長率と、急速に発展している。中国はだんだん、世界の主な発注先である欧米や日本の多くのアウトソーシング業務の拠点になっている。
中国はインドの成長過程を凝縮して、世界の、特に欧米企業が最も重視する請負地となる見込みがある」と述べている。